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まち探検まとめ(3)-授業後の子供たちの様子-

実施日:2006年6月9日(金)
場所:桶川市立加納中学校
授業:3年次選択社会科
記録:原口

○授業概要
  • 付箋(お宝くん・困ったくん)の分類作業を進めると共に、分類したものの優先順位をつける。
  • 優先順位は、作成したカテゴリーの中から上位3つを選択する。
  • 先週授業のなかった4時限目の生徒は、アイデア出しも同時に行う。

○授業の様子

先生の問いかけに、グループ全体で答えています。

まち探検後3回目の作業ということもあり、グループのまとまりも増してきました。

 

分類したカテゴリーごとに線を引いています。

この段階になると、グループ全体で役割分担をする様子がはっきりと見られてきました。

 

こちらは、4時間目のクラスです。

この班は、他の班のアイデアを積極的に取り組んでいます。

メンバーで分担して、他の班のアイデアを書き写しているところです。

 

こちらも4時間目のクラスです。

出したアイデアの分類を行っているところです。
アイデアだしをする段階よりも、分類をする段階のほうが、身を乗り出す、議論に参加する人数が増える、などの盛り上がりをみせていました。



○生徒の様子
  • 3時間目、4時間目ともに、生徒の積極的な参加が増えている。特に4時間目のグループは積極的だった。
  • 3時間目のクラスでは、思いのほか課題の範囲が広がらないグループが見られていた。
  • ex) お店ならばお店のことしか取り上げていない。
  • 3時間目、4時間目ともにカテゴリー分けが大雑把なものとなっている班が多く見られていた。カテゴリー分けについては、何らかのアドバイスが必要ではないか。
  • ex) 駅前とのみ括っているグループ
     駅前の中にも、お店、交通、などのサブグループが考えられるが、特にグループ分けはなされていない。

( 以 上 )