みんなで市民社会をつくろう、というキャッチフレーズのもとに、まちづくり・くにづくり・ひとづくりを考えるページです。
シティズンシップ教育ネット citizenship.jp

「シティズンシップ教育の可能性について考える」
  〜日英の実践事例報告から〜

 シティズンシップ教育は、めまぐるしく変化する現代社会において、子どもたちが将来、市民としての十分な役割を果たせるように、近年、欧米諸国を中心に学校教育で導入されてきています。

 とくに、ニートといわれる若者の就業意識の低下、社会的無力感や、投票率の低下をはじめとする政治的無関心は、深刻な問題とされ、将来を担う世代に、社会的責任、法の遵守、地域やより広い社会と関わることを教えなければ、民主主義社会の未来はないとの危機感が広がってきたことも背景にあります。

 このようななかで、英国ではシティズンシップ教育が2002 年に導入されてから4年が経ちました。現地での評判はどのようになっているのでしょうか、実際の指導事例にはどのようなものがあるのでしょうか、どんなワークショップが行われているのでしょうか。

 今回のシンポジウムでは、英国のシティズンシップ・コンサルタントのドン・ハリソン氏および、日本の教育関係者をお招きし、日本と英国の現場レベルの実践事例を報告しあい、両国に共通する課題や特殊性などを話し合い、今後のシティズンシップ教育の可能性について考えていきます。
(本シンポジウムは日英の逐次通訳によって行われます。)
みなさまのご参加をお待ちしています。

■ドン・ハリソン先生 プロフィール
シティズンシップ・コンサルタント
英国の市民教育に長年携わり、世界シティズンシップ教育カウンシル(the Council for Edcation in World Citizenship)、シティズンシップ研究所(the Institute for Citizenship) 、セーブ・ザ・チルドレン教育部(Save the Children's education unit)、Oxfamなど非政府組織での職歴を重ねている。

”Teaching Citizenship””全国語学教育学会(日本)”やBBCのシティズンシップ・ウェブサイトの学習活動コーナーなどに執筆実績がある。

現在、イングランドのグローバル教育の歴史について学術調査を行っている。

■パネリスト
中央学院大 大津尚志先生
仙台市 尚絅学院中・高等学校 森田寿先生
埼玉県桶川市立加納中学校   宮澤好春先生
ドン・ハリソン先生

■進行予定
13:00開会挨拶 (12:30受付開始)
13:10-13:30英国視察・ヒアリング報告および日本の公民(社会科)教育・市民教育の現況
中央学院大 大津尚志先生
13:30-14:00日本の実践事例報告
仙台市 尚絅学院中・高等学校 森田寿先生
埼玉県桶川市立加納中学校   宮澤好春先生
14:00-15:00英国のシティズンシップ教育の成果と課題(報告)、実践事例の紹介
ドン・ハリソン先生
15:00-15:20Coffee Break
15:20-16:40パネルディスカッション:日英における市民性の教育について
成果と課題 共通点と相違点
司会:大久保(予定)
パネラー:大津先生・森田先生・宮澤先生・ドン先生
16:50-閉会挨拶

■日時
平成18年10月28日(土)午後1時〜5時(12時半開場)
(2次会:17時より)
■会場
 独立行政法人国立オリンピック記念青少年総合センター http://www.nyc.go.jp/
 シンポジウム  :センター棟 401号室
 懇親会(2次会):レストランさくら

 〒151-0052東京都渋谷区代々木神園町3-1
 オリンピックセンター周辺地図は こちらをご参照下さい。
■最寄駅
 小田急線参宮橋駅下車 徒歩約7分
 地下鉄千代田線代々木公園駅下車
 (代々木公園方面出口)徒歩約10分
■参加費
 【シンポジウム(1次会)参加費】 個人参加…1000円、法人参加…3000円
 希望者のみ:【懇親会(2次会)参加費】 3000円
 ※当日会場受付にてお支払い下さい。

 (2次会をご希望の方は下記申し込書の
  「2次会参加」より「参加する」をお選びください)

■対象
 市民性に関する教育にご関心のある方
■主催:シチズンシップ教育推進ネット
■定員:120名 (懇親会 40名)

■申込方法
受付は終了致しました。たくさんのご参加ありがとうございました。